収入が減り、維持費を削減したくてカーシェアリングを活用

ある時に、カーシェアリングに関するニュースを見ました。海外では有効に活用されている地域もあるという事は知っていましたが、日本にもある事を、その時にはじめて知りました。レンタカーよりも安い事から、カーシェアリングを活用するようになりました。

車は必要、しかし普段はそこまで乗らない

私は、若いときから車を購入して乗っていました。また、私がしていた仕事のうちのひとつは、電車では運びきれないぐらいの量の機材を運ぶ必要があり、車はなくてはならないものでもありました。しかし、その仕事をするのは数か月に1度という割合で、そこまで頻度の高いものではありませんでした。ここに、ジレンマがありました。車は趣味ではなく仕事として所有している必要があるのですが、乗る頻度が低いのです。

そのうちに、務めていた会社が倒産してしまい、失業することになってしまいました。以降はフリーランスで前と同じ内容の仕事を続けたのですが、収入は以前より大きく減ってしまいました。こうした状況から、自分の車の維持費や駐車場代が、大きな負担となっていきました。若いころから車を購入して乗っていた私は、車を所有している事への満足感もありましたし、自分が乗っているスポーツタイプの車への愛着もあったのですが、自分の現状と照らし合わせると、自動車の所有は贅沢な事なのではないかと考え、レンタカーやカーシェアリングを検討するようになりました。

最初はレンタカーを活用していたのですが、カーシェアリングの方が安いことが分かりました。私は東京に住んでいるのですが、幸いなことに、私の住んでいるすぐ近くで、カーシェアリング出来る事が分かりました。

今後、都市部ではカーシェアリングをメインとすべきなのかも

以前の都知事が、東京の都市計画構想を発表した事がありました。その内容は、「東京の都市部の移動は、自家用車ではなくすべて公共の交通機関で賄うように整備し、渋滞をなくす」というものでした。たしかに、自分の車に乗っていた頃は、とにかく渋滞に悩まされていました。車を使うといつも遅刻の心配をしなくてはならなかったほどです。また、現地に着いた後で、駐車場がない、あるいは空いていないという状況で、同じところを何度もグルグルと回る事も毎度の事でした。

スイスを旅行したときに驚いた事がありました。自転車や自動車が、みなでシェアされていたのです。また、環境問題への配慮も行き届いており、私が旅行した地域では、排気ガスを出す車は一台も走っておらず、すべて電気自動車でした。車を買えないのではなく、環境や社会への意識から買わないでシェアを選択しているように見えました。

車がないと、普段の買い物をする事が困難であるような地域は当てはまらないと思いますが、駐車場のための土地もなく、慢性の交通状態が起き、さらに現在のような貧富の差が拡大した日本の都市部では、個人で車を持つ事でなく、カーシェアリングをしていくことが正しい選択のように感じました。個人の家計にも、環境問題にも、土地不足や渋滞問題にも対応できる正しい方法なのだと思っています。車を手放すときには寂しさもありましたが、今ではカーシェアリングを選択して本当に良かったと思います。